用語集
製造業、開発業務、業務改革(BPR)活動、カーボンニュートラルに関連した用語集です。
設計目標を設定する手法。
マーケティング及びQFD(品質機能展開)の手法を使い、対象市場における顧客要求及び重要度、自社製品・他社製品の顧客満足度を把握し、次期開発製品の定量的な目標(性能、信頼性、メンテナンス等)の設定を行うプロセスのこと。重要と見なされた技術特性については、競合他社製品とのベンチマーク(Competitive Benchmarking)を実施する。
一般にマーケティング担当者、営業担当者、商品企画担当者、商品開発担当者など部門を超えて妥当性と実現性を両立した製品価値や設計目標を共有することは難しい。
電通総研では設計目標を導くために、部門を超えた共通言語を作成するための支援を行っている。
Target Settingで設定された性能目標・信頼性目標について、解析主導型設計(SE/ALD)及び信頼性向上(RG)プログラムと同期し、適切な目標値を下位構成サブシステム・コンポーネントへと展開し、目標達成の検証を行うプロセスの総称。
気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)の略称。
気候関連の情報開示及び金融機関の対応をどのように行うか検討するため、2015 年に設立された民間主導のタスクフォースを指す。
TCFD は2017 年6 月に最終報告書を公表し、ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標の4項目について、開示することを推奨している。「指標と目標」では、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量、移行リスク、物理的リスク、気候関連の機会、資本の配分、インターナルカーボンプライス、報酬の7 つの開示が推奨されている。
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総合的品質管理。Total Quality Controlの略。QCサークルなどの小集団活動を核として、会社をあげ全員参加で行う品質管理のこと。
発明的問題解決理論。英語ではTIPS(Theory of Inventive Problem Solving)と言うが、TRIZはロシア語の頭文字を取ったもの。ロシア人のGenrich Altshullerが膨大な特許を統計的分析に基づきさまざまな問題解決技法を理論体系化したもので、発明・創造の仕方や方法を支援する発想法。
電通総研では、さまざまな発想法の研究と新しい発想法の開発を行っている。