トップメッセージ

今の時代を生きる企業として、サステナブルな社会の実現に向けた活動は重要な経営課題の1つです。当社グループは、現中期経営計画における重点施策の1つに「サステナビリティ推進」を掲げ、2022年9月に3つの重点テーマを特定しました。

1つ目は当社グループの強みである「人」です。策定した人材育成方針をもとに、個人と組織の両面で取り組みを強化します。さらに、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進するとともに、従業員が心身ともに健康で、高いパフォーマンスを発揮できる労働環境の実現に向けた取り組みを進めます。

2つ目は「テクノロジー」です。当社グループは、大量の電力を必要とするデータセン ターなどの施設を保有していないため、事業活動に伴うCO₂排出量は限定的です。一方で、CO₂排出量の可視化ソリューションの提供など、当社グループが持つテクノロジーの可能性は大きく拡がっています。当社グループは、独自ソリューションの提供を通して、社会や企業の気候変動問題への対応やカーボンニュートラルの実現に貢献していきたいと考えています。

3つ目の「ガバナンス」に関しては、取締役会に占める独立社外取締役の比率を過半数にするなど、当社グループの独立性の確保と少数株主の保護に努めるとともに、コンプライアンスの徹底、サービスや製品の品質向上、情報セキュリティの強化などに継続して取り組み、健全かつ持続的な成長を図っていきます。

当社グループは、これらの重要課題に対して実効性のある活動を進め、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。

株式会社電通総研
代表取締役社長

岩本浩久

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