SaaS型保険システム「joinsure」
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SaaS型保険システム「joinsure」とは
「joinsure」はjustInCaseグループの知見を元にjustInCaseTechnologiesが開発したSaaS型のクラウド保険業務システムで、保険募集システム、契約管理システム、保険金請求管理システムからなり、新会社立ち上げ時、新商品開発時、プラットフォーマーとの連携時のミドルシステムとしての導入などに幅広く活用されています。少額短期保険事業のみならず生損保の保険業務にも対応しており、初期費用の大幅なコストカットを実現したことに加えて、保険商品を素早くマーケットに投入したり、プラットフォーマーと協業して顧客ニーズにマッチした多様なエンベデッドインシュアランスを推進することを可能とします。
joinsureの主な特長
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1)SaaSとしてのメリット提供通常のスクラッチ開発対比で初期費用の大幅なコストカットを実現しただけでなく、法改正などの対応は自動アップデートで、システム導入後に追加された機能利用には追加費用がかかりません。また、一連の保険業務に対応した機能が実装されているため、スピーディな業務の立ち上げが可能です。システム運用に係る保守作業も不要で、商品開発や設計などに集中できます。
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2)迅速な新商品の投下を実現保険商品の許可取得から販売までには、通常、数ヶ月から1年以上の期間を要します。一方で、joinsureを基幹システムとして導入した場合、保険特有のステータスイベント管理やデータ構造を考慮したシステム設計となっているため、設計工程にかかる開発や導入期間を大幅に短縮できます。また、60種類以上の保険商品を想定して設計されており、細かなニーズにマッチした複雑な商品もスピーディに販売開始が可能です。
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3)保険業務を完全Web完結化joinsureはWeb完結の保険業務機能を提供するシステムです。保険業界は紙の契約書や資料が多く、DX化が非常に遅れています。保険業務の完全DXを可能にするjoinsureは、保険業務のデジタル化促進に大きく貢献できると考えています。
電通総研が取り組む
Embedded Finance深耕プロジェクトについて
電通総研は、2012年に日本で初めてFinTech領域に特化したピッチコンテスト「FIBC」を開催し、オープンイノベーションによる新規ビジネス創造を目的としたコミュニティ「FINOLAB」を開設・運営するなど、日本における金融イノベーションの創造と浸透に取り組んできました。
これまで培ってきた知見とネットワークを活用し、事業会社に向けてエンベデッド・ファイナンス(組込み型金融)サービスを提供するための深耕プロジェクト「embeDiX(エンベディクス)」を開始いたします。本プロジェクトでは、スタートアップ等との協業によって、エンベデッド・ファイナンス(組込み型金融)サービスを提供してまいります。事業会社が自社サービスに活用しやすいサービスラインナップを取り揃えると共に、金融機能を組み込んだ新規サービスの戦略立案コンサルティングから、アプリケーション実装までワンストップで支援します。