電通総研、AIエージェントプラットフォーム「Know Narrator AgentSourcing(ノウ ナレーター エージェントソーシング)」の新機能「マルチRAGエージェント」を年内に提供開始

- 複数のAIエージェントが専門分野ごとに回答を生成・統合し、社内問い合わせ対応やレポート作成などの業務自動化を実現 -

  • お知らせ

株式会社電通総研

テクノロジーで企業と社会の進化を実現する株式会社電通総研(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩本 浩久、以下「電通総研」)は、AIエージェントプラットフォーム「Know Narrator AgentSourcing(ノウ ナレーター エージェントソーシング)」上で動作する新機能「マルチRAGエージェント」の提供を年内に開始します。
「マルチRAGエージェント」は、複数のRAG(Retrieval-Augmented Generation)エージェントがそれぞれの専門知識や役割を分担し、協働して情報検索と生成処理を行うシステムです。複雑なタスクを複数のRAGエージェントで処理することで、従来のRAGソリューションよりも高精度で信頼性の高い情報取得と回答生成が可能となり、業務効率化や企業内のデータ活用に貢献します。

Know Narrator AgentSourcing マルチRAGエージェントの仕組み

「マルチRAGエージェント」の特長

  • 1.
    複数エージェントによる回答統合(2025年10月に提供予定)
    質問を受けた際に、エージェントが複数のデータソースから自律的に必要な情報を取得し、それらをまとめて一つの回答として提示します。例えば、社員が「育児休業」について聞きたい場合、「人事」「労務」「給与」どのグループに問い合わせをしてよいかわからなくても、質問を投げるだけでエージェントが各データソースから得られた情報を集約し、最終回答を作成します。
  • 2.
    柔軟なエージェント構成と協働設定(2025年12月に提供予定)
    「マルチRAGエージェント」は、単に複数のRAGエージェントを組み合わせられるだけでなく、それぞれのエージェントがどのように連携するかを柔軟に設計できる点が特長です。また、RAGエージェントごとにそれぞれの役割や連携のルールを細かく設定できます。


電通総研は、今後「マルチRAGエージェント」を多重に組み合わせたり、「Know Narrator AgentSourcing」上で作成した他のエージェントとも連携できるよう機能拡張を予定しています。今後も積極的な研究開発を通して「Know Narrator」シリーズのさらなる機能拡充を図り、企業の業務の効率化を支援してまいります。

ご参考資料

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  • 電通国際情報サービス(ISID)は、電通総研へ社名を変更しました。
  • 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社電通総研
クロスイノベーション本部 AIトランスフォーメーションセンター/営業第二本部 エンタープライズ営業第1ユニット
E-Mail:g-know_narrator-marketing@group.dentsusoken.com

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