マイクロサービス開発基盤「M5」
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M5とは
「M5(エム・ファイブ)」は、オープンソースソフトウエア(OSS)を用いたクラウドネイティブなマイクロサービス開発基盤です。マイクロサービス導入時に必要となる、フレームワーク(コンテナ※1化可能なJavaライブラリ群)、DevOps※2設計、IaC※3、SPA※4等が利用可能な開発環境と、ユーザー管理、権限管理、ワークフロー、認証認可等のシステム構築に必要なアプリケーション共通機能を標準装備しています。
M5の特徴
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1.マイクロサービス
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改修時の影響範囲が小さい為、コスト・期間を短くリリースできます。
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新しい技術を取り入れやすく、環境変化への対応力が高く、ビジネス変化に対応します。
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トラブル影響の局所化が可能であり、万が一のトラブルに迅速に対応できます。
2.開発コスト低減-
共通機能を内包することで車輪の再発明を防止し、開発コスト低減に寄与します。(ユーザー管理、権限管理、ワークフロー、認証認可、金融業務機能等)
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IaCを用意しており、インフラ構築コスト低減に寄与します。
3.マイクロサービス導入負荷低減-
ゼロからマイクロサービスを導入するには、設計手法や技術選定等考慮すべきポイントが多岐にわたります。最適な技術を選定・検証済みのマイクロサービス開発基盤としてすぐに利用が可能です。
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CI/CDの仕組みも備えており、開発・リリース速度が向上します。
4.継続的な改善-
技術トレンド・採用技術の見直し継続的に実施し、先進性・将来性を見据えた開発・エンハンスを継続しています。
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Javaでマイクロサービスを実現する指針である、「MicroProfile」に準拠しており、長期的にデファクトな仕組みを享受可能です。
導入支援・開発関連サービス
電通総研はM5の導入コンサルティングからシステムインテグレーションとその後の保守運用サービスをご提供しています。
※電通総研が導入支援・開発関連サービスを提供する場合、M5のライセンス料及びライセンス保守料はかかりません。1.導入コンサルティングサービス
M5の導入・活用に向けた分析/アセスメントを行い、アプリケーション及びインフラアーキテクチャの策定支援までサポートさせて頂きます。2.システムインテグレーションサービス
M5を活用したシステムの企画から構築、立上げまでワンストップでご提供いたします。3.システム保守サービス
M5で開発を行ったアプリケーションの保守サービスをご提供いたします。電通総研の提供するM5関連ソリューション
電通総研は、M5を活用したさまざまなソリューション提供しています。
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※1コンテナ:アプリケーションの実行環境を仮想的に構築する技術。
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※2DevOps:開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)が協調し、迅速にシステムを届け、利用者への価値を高めるという手法、概念。
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※3IaC:Infrastructure as Codeの略。サーバー等の構築を、コードを用いて開発、管理すること。
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※4SPA:Single Page Applicationの略。操作の度にページ全体の再読み込みを行わず、ページ上の必要なコンテンツのみを更新するアーキテクチャ。
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