コモディティ現物・先物管理システム「GNX」
- 金融業務
GNXとは
GNXは、コモディティ現物取引とそれに付随するデリバティブ取引を管理するコモディティ取引・リスク管理(CTRM※1)システムです。コモディティの現物・先物の取引・売買管理、物流・在庫管理、為替予約取引で生じるポジション管理などについて、正確かつ効率的に処理することが可能です。
GNXの機能
成約・取引管理
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現物成約(スポット/先渡)
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先物取引(Fixed/Average)
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Average価格自動算出
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為替予約
物流・在庫管理
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物流ステータス管理
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在庫数量・簿価管理
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移動平均簿価算出
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在庫移動・品目加工
決済管理
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SSI管理
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決済ステータス管理
市場リスク管理
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ヘッジ対象数量算出
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現物(成約/在庫)評価損益算出
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先物評価損益算出
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為替予約評価損益算出
期間損益算出
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実現損益算出(現物/先物/為替予約)
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外貨建て債権債務算出
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ERP計上損益反映/損益補正
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日次/月次/半期/年次期間損益算出
決算・会計機能
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月末/四半期末決算
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Back Value計算
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会計仕訳作成
マーケットデータ管理
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金利情報管理(1年内超)
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為替情報管理(Spot/TTM)
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資源価格管理・補間
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DF算出
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Forward Rate算出
マスタ管理
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プロダクト(資源)管理
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仕入・販売先
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ポートフォリオ管理
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通貨、通貨ペア
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損益枠、ポジション枠
レポート管理
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期間損益照会
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ポジション照会
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決済予定表
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成約一覧表
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BIツール連携
GNX API
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CRUD API(REST)
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ERP連携(営業、財務、会計)
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Bloomberg Data License(マーケット)
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BOX (ファイル)
システム共通
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ユーザ、ユーザグループ管理
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組織、操作権限管理
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参照権限管理
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認証・認可
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ワークフロー管理
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操作ログ
GNXの特長
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1. コモディティ現物取引、先物取引の一元管理を実現
適切な成約・取引管理、正確かつタイムリーなポジション・損益管理を可能とすると共に、業務効率化にも貢献します。
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2. マイクロサービスアーキテクチャで拡張性の高い仕組みを実現
各機能をマイクロサービス化することで、機能追加や改修が容易に可能です。お客様のビジネス環境の変化にも柔軟に対応することができます。
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3. Reactテンプレートを採用し、使いやすいUIを実装
データ通信量を最小限に抑え、高い画面遷移・更新のパフォーマンスを提供できるReactテンプレートを採用。
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4. 導入から保守・運用に関する全てをワンストップで提供
導入から、運用定着、保守サービスに至るまで一貫してサービスを提供します。電通総研の欧州・米州・アジアの海外現地法人による現地サポートも可能です。