Microsoft Azureベースのデータ分析基盤「ARAiS」
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ARAiSとは
ARAiS(Azure Reference Architecture by ISID for IoT/Data/AI)は、Azure PaaS を使用して IoT/Data/AI 処理を実現することを想定した、電通総研の掲げる推奨アーキテクチャおよびそれを活用したソリューション群です。Azure Well-Architected FrameworkやCloud Adoption FrameworkといったMicrosoft 社のベストプラクティスを参考に、電通総研のノウハウや検証結果を加えた実践的なソリューションとなっています。
背景
デジタル化の波が押し寄せる現代、多くの企業がデータ活用の重要性を認識し自社の競争力の源泉にしたいと考えています。しかしながら、多種多様なデータを維持管理しガバナンスを整えた上で全社レベルでのデータ活用・意思決定につなげていくことは容易ではありません。
ARAiSはこれらの課題を解決するために開発されたソリューションです。企業内外に散在するデータを集約しデータ活用やその後のDX推進・デジタルフィードバックループに繋げていくためのデータ分析基盤を、電通総研のノウハウを盛り込んだうえでMicrosoft Azure上でご提供します。
活用領域、機能ポイント
ARAiSは、製造業・小売業・建設業などの各種業態で保有する種々のデータをMicrosoft Azureで収集・蓄積・分析させ様々な用途で利活用していくことを想定しています。また、機能面では大きく以下の特長があります。
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1.データ分析基盤「多くのデータが社内外に散在していて工学的に使えておらず、データの利活用に至っていない」 という課題の解消のための、データを一元化し可視化・分析まで一気通貫で実現するためのプラットフォームとして利用可能です。
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2.データカタログ/データガバナンス「クラウド上に収集・蓄積したデータが適切に管理・整理されておらず、データを把握して分析を開始するまでに時間がかかっている」という課題の解消のための、データカタログ/データガバナンス基盤として利用可能です。導入効果として、データ分析までの時間短縮や、ロールごとのアクセス制御によるデータ分析の実現が期待できます。
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3.AI モデルのエッジデプロイ管理「IoT デバイスから送られたデータにてクラウド上で機械学習モデルを作成した後に、そのモデルをデバイスにより近い拠点側で動かしたいという」ニーズに応えるための、 IoT Edge モジュールを用いたエッジへのデプロイ管理を実現可能です。
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*Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
お問い合わせ
株式会社電通総研 XI本部 クラウドイノベーションセンター
E-mail:g-cloud-alliance@group.dentsusoken.com