ISID、サントリーグループにセキュリティ意識向上トレーニングプラットフォーム「KnowBe4」を提供~世界7か国、約2.5万人のグループ会社従業員に展開~
- プレスリリース
株式会社電通国際情報サービス
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下 ISID)は、サントリーグループにセキュリティ意識向上トレーニングプラットフォーム「KnowBe4(ノウ・ビフォー)」を導入したことをお知らせします。今般の導入は、世界7か国、約2.5万人のグループ会社従業員を対象とし、情報セキュリティの意識向上に貢献するものです。
背景
食品酒類総合企業としてグローバルに事業展開するサントリーグループでは、サイバー攻撃を経営リスクの1つと捉え、グループの情報システムを担うサントリーシステムテクノロジー株式会社の統括の下、グローバルレベルで情報セキュリティ強化に努めています。
中でも、手口や技術が年々高度化する標的型メール攻撃については、教育コンテンツの提供や定期的な訓練実施など、従業員の情報セキュリティへの意識を高める施策を講じてきました。しかしその運用にあたっては、最新の脅威動向を含む教育コンテンツや訓練メールを多言語で制作する手間とコストの問題や、教育コンテンツを配信した際のリマインド機能がなく、受講率100%達成が難しいといった課題を抱えていました。またグループ各社ごとに教育・訓練ツールが異なり、取り組み状況に偏りがあることも懸念となっていました。
これらの課題を解決し、従業員の情報セキュリティ意識向上を実現するため、新たな仕組みの検討を重ね、このたびISIDが提案するKonwBe4の導入に至りました。
KnowBe4の概要と採用のポイント
KnowBe4は、セキュリティ意識向上トレーニングプラットフォームとして全世界で4万7千社以上の実績があるクラウドサービスです。34か国語に対応したセキュリティ教育コンテンツや訓練メールテンプレートの提供、従業員のレベルに応じた教育がワンプラットフォームで実現可能である点が採用のポイントとなりました。また導入にあたっては、グローバル全体で統一した運用を行うための権限設定や、年間教育計画と運用方針の策定、認証システムとの連携検討などが必要でしたが、ISIDは国内代理店として多くの企業への導入・サポートで培った知見を生かしたきめ細やかなサポートを提供可能であり、早期に運用開始を見込める点で評価されました。
KnowBe4社コメント
KnowBe4開発元である米国KnowBe4社の創立者兼CEO Stu Sjouwerman (ストゥ・シャワーマン)は、次のようにコメントしています。
「KnowBe4はセキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大の統合型プラットフォームです。このたび、サントリーグループ様へ採用頂いた事は、日本市場でのビジネス拡大に向けて大きな一歩となりました。今後も、日本のお客様にも安心して使っていただけるよう、きめ細やかなサポートを提供するとともに、日本のお客様の機能要件に応えるための取り組みをISIDとともに進めてまいります。KnowBe4が少しでもサントリーグループ様のセキュリティ対策とグループ全体でのセキュリティ意識向上に貢献できれば幸いです」
ISIDは今後も、KnowBe4の提供を通じ、顧客企業におけるセキュリティ意識の向上やサイバー攻撃リスクの低減に貢献してまいります。
ご参考資料
KnowBe4は、米KnowBe4社(本社:米国フロリダ州、CEO:Stu Sjouwerman)が開発し、提供するセキュリティ意識向上トレーニングプラットフォームです。ISIDは、2020年5月に国内販売代理店契約を締結しました。セキュリティの「人的要素:ヒューマンエラーの克服」にフォーカスして、ランサムウェア、CEO攻撃/詐欺、ビジネスメール詐欺(BEC)を始めとする巧妙化するソーシャルエンジニアリング手口などの社員ひとりひとりのセキュリティに対する認識を高めることで「人」を狙うセキュリティ脅威から個人、組織、団体を防御するものです。
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