ヒストリー
2024年1月1日、電通国際情報サービス(ISID)は「電通総研」へと社名変更し、新たなスタートを切りました。
1975年、ISIDは、電通と米国General Electric Company(GE)との合弁で設立され、パソコンもインターネットもなかった中で民間初のTSS(タイムシェアリング・サービス:コンピュータの共同利用サービス)というユニークな事業を始めました。
その後、インターネットの普及により、世の中やビジネスモデルが急速な変化を遂げる中、いち早く「システムインテグレーター」という言葉を標榜し、事業の変革とサービスの拡充を図りました。
このように、企業や社会、マーケットやテクノロジーの「変革(変化)」に対して柔軟に自分たちを「変革(変化)」させてきたことが、私たちの歴史であり、成長の源です。
今、私たちは「電通総研」として3回目の変革期を迎えています。システムインテグレーションだけではなく、シンクタンクやコンサルティング機能を拡充し、企業や社会の変革や変化を包括的に支援し、その先にいる生活者への価値創出を目指します。
1970
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1971年
株式会社電通東京本社内にタイムシェアリング・サービス局創設
米国General Electric Company(GE)との技術提携による民間初の商用タイムシェアリング・サービス「MARKⅠ」を提供開始
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1975年
電通とGEの合弁により、株式会社電通国際情報サービスを設立
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1976年
大阪営業所(現 関西支社)、名古屋営業所(現 中部支社)を開設「MARKⅢ」上で構造解析システムの提供を開始
1980
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1982年
CAEテクノロジーセンターを開設し、米国Structural Dynamics Research Corporation(現 Siemens Product Lifecycle Management Software Inc.)との業務提携により、同社のCAEソフトウエアを提供開始
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1983年
金融機関の海外拠点向けバックオフィスシステム「GBS(Global Banking System)」を提供開始
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1984年
「MARKⅢ」上で連結会計システムを提供開始
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1986年
英国にロンドン支店(現 DENTSU SOKEN UK, Ltd.)を開設
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1987年
・米国にISI-Dentsu of America, Inc.(現 DENTSU SOKEN USA, INC.)を設立
・株式会社電通総研 設立(後の、dentsu Japanのシンクタンク組織「電通総研」の前身) -
1989年
・電通の社内情報システムについて、システム開発・運用業務の継続受注を開始
・香港に香港支店(現 DENTSU SOKEN HONG KONG LIMITED)を開設
1990
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1991年
米国International TechneGroup Inc.と業務提携し、エンジニアリングコンサルティングサービスを提供開始
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1992年
シンガポールにISI-Dentsu Singapore Pte. Ltd.(現 DENTSU SOKEN SINGAPORE PTE. LTD.)を設立
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1993年
米国Structural Dynamics Research Corporation(現 Siemens Product Lifecycle Management Software Inc.)の 3次元設計ソフトウエア「I-DEAS Master Series(現 NX)」を提供開始
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1994年
・連結会計ソフトウエア「SCOPEⅡ」を提供開始
・統合人事ソリューション「STAFFBRAIN」を提供開始
・米国Structural Dynamics Research Corporation(現 Siemens Product Lifecycle Management Software Inc.)の製品ライフサイクルマネジメント (PLM)ソフトウエア 「Metaphase(現 Teamcenter)」を提供開始 -
1997年
広島オフィス(現 広島支社)を開設
2000
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2000年
・東京証券取引所市場第一部に上場
・上海駐在員事務所(現 電通総研(上海)信息諮詢有限公司)を開設 -
2001年
・日銀ネットのRTGS決済に対応した日銀流動性管理システム「流動性管理システム(現 Stream-R)」を提供開始
・株式会社キスコソリューション(株式会社ブレイニーワークス)を子会社化(2009年当社に統合)
・米国International TechneGroup Inc.との合弁により株式会社アイティアイディコンサルティングを設立(2010年完全子会社化、2024年当社に統合)
・株式会社経調(現 株式会社電通総研IT)を子会社化 -
2002年
・株式会社アイエスアイディ・フェアネスを設立(2023年当社に統合)
・株式会社エスアイアイディ(株式会社ISIDテクノソリューションズ)を子会社化(2009年当社に統合)
・統合HCMソリューション「POSITIVE」を提供開始 -
2003年
連結会計ソフトウエア「STRAVIS」を提供開始
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2004年
融資統合ソフトウエア「RiskTaker(現 BANK・R)」を提供開始
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2005年
タイにISID South East Asia(Thailand)Co., Ltd(現 DENTSU SOKEN (THAILAND) LIMITED)を設立
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2006年
株式会社エステックを子会社化
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2009年
・設計・開発業務支援ソフトウエア「iPRIME NAVI(現 iQUAVIS)」を提供開始
・株式会社ISIDアドバンストアウトソーシング(現 株式会社電通総研セキュアソリューション)を設立
2010
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2010年
・中国に北京支店を開設
・クラウドサービス「CLOUDiS」を提供開始 -
2011年
・西日本支社を廃止し、関西支社、中部支社、広島支社を設立
・先端技術活用による新規ビジネスを開発する組織、オープンイノベーション研究所(現 Open Innovation ラボ)を新設・クウジット株式会社を関連会社化
・電通グループのITソリューションを提供するプロジェクトチーム「team DoIT!」を発足 -
2012年
・マーケティング・プラットフォームサービス「iPLAss」を提供開始
・米国に研究開発拠点ISI-Dentsu of America, Inc. San Francisco Officeを開設 -
2013年
・ISID South East Asia(Thailand)Co., Ltdの事業再開
・株式会社ISIDビジネスコンサルティング(2024年当社に統合)を設立
・インドネシアにPT. ISID Indonesia(現 PT. DENTSU SOKEN INDONESIA)を設立
・豊田支社を設立 -
2014年
・株式会社ISIDエンジニアリングを設立(2022年当社に統合)
・2020年とそれ以降に向けたソリューション開発に取り組む組織、2020テクノロジー&ビジネス開発室を新設 -
2015年
決算日を12月31日に変更
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2016年
FinTechスタートアップ企業の成長を支援する産業拠点「FINOLAB」を大手町エリアに開設
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2017年
株式会社電通デジタルと「電通デジタルマーケティングテクノロジーセンター」を立ち上げ
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2018年
・ドイツにTwo Pillars GmbHを設立、関連会社化(2023年子会社化)
・経費精算システム「Ci*X Expense」を提供開始 -
2019年
・インドネシアのPT. Ebiz Cipta Solusiを子会社化(2021年PT. ISID Indonesiaに統合)
・スマートホールディングス株式会社を関連会社化
・三菱地所株式会社と株式会社FINOLABを設立、関連会社化
・株式会社セブン銀行と株式会社ACSiONを設立、関連会社化
2020
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2020年
・株式会社ISIDブライト(現 電通総研ブライト)を設立
・サンフランシスコにDentsu Innovation Studio Inc.を設立 -
2021年
・電通グループ横断組織「Dentsu DX Ground」を立ち上げ
・グループ統合会計システム「Ci*X Financials」を提供開始 -
2022年
・長期経営ビジョン「Vision2030」を発表
・中期経営計画 「ISID X(Cross) Innovation 2024」スタート
・東京証券取引所プライム市場に移行 -
2024年
・「株式会社電通総研」へと社名変更
・株式会社アイティアイディおよび株式会社ISIDビジネスコンサルティングを統合するとともに、dentsu Japanのシンクタンク組織である電通総研を譲受
・株式会社ミツエーリンクスを完全子会社化