データ分散型仮想デスクトップソリューション「ZENMU Virtual Desktop」を提供開始
- お知らせ
ISIDは、株式会社ZenmuTech(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:田口 善一)と販売代理店契約を締結し、データ分散型仮想デスクトップソリューション「ZENMU Virtual Desktop」の販売を開始しました。
ZENMU Virtual Desktopは、テレワーク・リモートワーク等オフィスからPCを持ち出す環境でも、PC上に保管された重要データを守るセキュリティ製品です。ファイルの分散管理を行うことでPCの紛失や盗難の場合にデータを復元不可能にし、情報の漏洩を防ぎます。

背景
働き方改革の推進や新型コロナウイルス感染拡大により、テレワーク・リモートワークが浸透する中、自宅・外出先・サテライトオフィスなど社外でのPCの利用頻度は急速に高まっています。それに伴い、企業にとってPCの盗難・紛失による情報漏洩リスクへの対策は喫緊の課題となっています。
ISIDは、2017年から標的型攻撃からPCを守る「AppGuard」の販売を開始。2019年にはサプライチェーン攻撃のリスクをスコアリングする「SecurityScoreCard」、2020年にはセキュリティ意識の教育プラットフォーム「KnowBe4」の提供を開始するなど、顧客企業のセキュリティ対策を支援してきました。
今般、これらのセキュリティ製品に、データ漏洩対策として独自の秘密分散技術を持つZenmuTechのZENMU Virtual Desktopを加えることで、企業の更なるセキュリティ強化に貢献してまいります。
システムの概要と特長
ZENMU Virtual Desktopは、PC内のファイルを独自の技術でPCとクラウドに分散管理します。双方に分散管理されたファイルは、内容が無意味化されており、盗難や紛失の際にクラウド上の分散ファイルへのアクセスを停止することで、データを復元不可能にし、持ち出したPCからの情報漏洩リスクを低減します。
また、紛失したPCが手元に戻った場合、分散ファイルへのアクセスロックを解除すると、保存データを引き続き利用することができます。
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1.容易・安価で導入可能
クラウド上でのサービス提供により、サーバー新規購入や設計・構築等は一切不要。1ユーザあたり月額780円での導入が可能 ※ -
2.安定したパフォーマンス
PC上のリソースを利用するため、ネットワークの影響を受けずにスムーズな操作が可能 -
3.PCの盗難や紛失時も安心
秘密分散技術により、ユーザーデータを無意味化して分散管理することで、情報漏洩を抑止することが可能

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※2021年8月時点の価格になります。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社電通総研
コミュニケーションIT事業部 SI営業部 武田、山本
E-mail:g-swbuspro-sales@group.dentsusoken.com