grooowth2023/12/04(月) - 17:00 に投稿

コンサルティング本部 ものづくり戦略部 ディレクター
2015年入社
辻 昂介

日本の製造業全体を支える
そんな想いを実現するために

日本の製造業全体を支えるという想いを実現するために、新卒で総合系コンサルティングファームに入社。IT導入を中心とした業務コンサルタントとして従事する一方、製造業の本質的な課題を解決する仕事がしたいとISIDビジネスコンサルティング(現:電通総研)に転職を決意。それから8年、現在はものづくり戦略を率いるリーダーに。「同じ志を持った仲間と一緒に仕事ができることが楽しくて仕方がない」と語る。

一人のコンサルタントが担う領域の広さ・深さ
それが電通総研ものづくり戦略の価値

2社のコンサルティングファームを経て、当社に参画しました。入社直後は元々経験のあるサプライチェーン領域を担当し、エンジニアリングチェーン領域へ拡大、現在はデマンドチェーンを含めた製造業のバリューチェーン全体を対象とした戦略立案のプロジェクトも手掛けています。その他にも製造業における事業戦略、新規事業・新サービスの企画などの支援も行っています。製造業のお客様に対して価値を提供できるコンサルタントとして成長できている実感があります。
電通総研のものづくり戦略の強みはメンバ一人ひとりが製造業におけるバリューチェーンの広い領域を理解し、お客様のさまざまな部門の悩みに共感できることだと思います。大手製造業は部門が細分化され業務の連携に苦労していることも多いです。俯瞰的視点でものごとを捉え部門間の繋ぎ機能として価値を感じてもらっていると思います。
今まではコンサルティング部門の規模が小さかったため、領域の専門家が少なく必然的に一人のコンサルタントに回ってくるプロジェクトの幅がありチャレンジを求められていました。一見、専門家を集めてプロジェクトを組んだ方が効果的で安心感があると思いがちですが、コンサルタント間のコミュニケーションロスが発生します。電通総研として組織が大きくなったとしても、各コンサルタントが広い領域を経験できるように意識してプロジェクトアサインを考えていきたいです。

クライアントの自立自走こそ、最高の喜び

製造業の衰退が叫ばれて久しいですが、コンサルタントとして製造業に向き合っていく中で企業が自ら改革できない組織やマインドになってしまっている部分があるのではないかと感じます。誤解を恐れずに言うなら、戦略コンサルティングへの依存は組織の力を弱めてしまいます。考えることをやめ、第三者に改革を委ねることが当たり前になると、本来目指すべき企業としての自立自走が難しくなってしまう…。そうならないように、そして何より製造業全体を強くするために、そこで働く方々がイキイキと仕事ができる環境作りにも、これからは力を入れていきたいと考えています。
「改革促進するための企画構想」といった依頼をいただくこともありますが多くの場合は、できていないことを整理してものづくりの将来像とロードマップを描く戦略の依頼です。しかし、根本的な問いは「なぜ、できていないことができるようになっていないのか」です。この要因にアプローチすることが長期的な視点に立った時に強いものづくりを実現すると信じています。短期的に成果を上げる施策と共に提示するように意識しています。

製造業が好き・考えるのが好き
同じ価値観を共有する仲間と共に

電通グループのさまざまなコネクションの中から新しく面白そうな相談を沢山いただきます。関心の輪が広がり、新しいことに挑戦しながら、考える環境がここにはあります。
プロジェクトでは膨大な情報を整理し幅広い選択肢がある中で短期間であるべき姿を描いていくために右脳・左脳を効果的に使っていくこと、お客様とコンセンサスを取っていくためにはロジカルに考えエモーショナルに伝える能力も鍛えていくことが求められます。各種コンサルティングスキルに加えて、製造業の業界知識、バリューチェーンの各機能の知識、改革の知識、ITの知識なども必要です。
実際ものづくり戦略を体験しその広さに戸惑い焦ることもあると思いますが、一つひとつの経験を大切に積み重ねていくことでいつの間にか色々なことができるようになっていると思います。行き詰ったり悩んだりしたときには同じ道を歩んできた同じ志を持った仲間がいます。ハードルをのり越えた先には可能性が広がっているはずです。この環境を利用してどんどん独自の領域をつくっていってほしいと思います。

提供しているコンサルティングサービスを一言で

「日本の製造業のカウンセラー」
困りごとや悩みの本質を見抜いて対処法を示すとともに、当事者が行動を変えられるようにサポートする。そんなカウンセリングの仕事と、私たちが提供するコンサルティングは似たものを感じます。

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