grooowth2023/12/04(月) - 06:25 に投稿

コンサルティング本部 マネージャー
2019年入社
長野 裕子

ルール策定からシステム導入、人材育成まで私らしい支援で日本のセキュリティースタンダードを築く

新卒で入社したSIerでは大手銀行に常駐し、情報セキュリティーやリスクマネジメントを担当。その後事業会社等でセキュリティー専門部署の立ち上げ、バックオフィスを経験後、現職。製造業のグローバル化において今や欠かせない情報セキュリティーの仕組みを構築・維持し、企業の貴重な情報資産を守り、事業推進の礎を築いています。

内定後に思わぬ妊娠発覚
第一に身体を心配してくれる姿勢に好感

事業会社で情報セキュリティー部署の立ち上げに関わった際、外部の監査法人のセキュリティーアドバイザリー担当者の仕事ぶりに感動。こんな風にお客様に寄り添う仕事がしたいという想いを胸に秘めたまま数年が経過していました。その後、年齢的にも最後の機会と思い、ISIDビジネスコンサルティング(現:電通総研)に転職しました。
ところが内定後に妊娠が発覚。内定取り消しも覚悟しながら人事部に伝えたところ、第一に私の身体のことを気遣ってくれる対応に驚きました。当時働いていた会社では、つわりがひどくても休めず相当辛い日々を過ごしていましたから…。入社後も周囲の方が体調を気遣ってくれ、具合が悪いときに休むことを「申し訳ないと思わせない環境」がありました。こんな会社もあるんだ、と救われたことを覚えています。そして当時のISIDビジネスコンサルティングで産休取得者第一号に。人事制度の整備など、その後の社員が産休を取得しやすいきっかけとなりました。

世界的に課題となっている情報セキュリティーのエキスパートに

職場復帰後は、世界規模で起きている不正アクセスや情報漏洩などの情報セキュリティー専門のコンサルタントとして、大手自動車メーカーの関連会社に出向。日本のリスクマネジメント領域は欧米に比べると遅れており、EUに追随する形で、まさに今法整備が進んでいる最中です。そんな中私たちコンサルタントは、どうすれば法を守れるのか、海外の規制に合わせられるのかなど、システム的な技術サポートだけでなくルール策定、セキュリティー人材の社員育成、伝達や体制の仕組み作りなど、多岐に渡って支援しています。プライバシーマークやISO規格の情報セキュリティー認証の取得支援も、私たちの仕事の一つです。
実は情報セキュリティーインシデントの発生原因はヒューマンエラーが多いんです。ですから従業員教育コンテンツを作って自ら講義したり、リスク分析の方法をお伝えしたりしながら、企業の中にリスクマネジメント意識を植え付けていくことも必要な業務となります。
私が出向した先は、日本を代表する企業の関連会社。「ここでの成功がいずれ日本のルールになる」という緊張感のもと、非常にやりがいのある経験を積むことができています。

コンサルタントの敷居を下げたい

コンサルタントというと敷居が高く感じるかもしれませんが、私がコンサルタントを転職してまで志したのは、お客様に寄り添って仕事をしたかったから。企業の潜在的なリスクを理解する上でも、困ったら些細なことでも相談しやすいフレンドリーな雰囲気作りはリスク管理の一つとも言えます。
また、私と同じようなママ・パパが働きやすい会社ということをお伝えしたいですね。オフピーク通勤もできますし、テレワークもOK。子どもの体調が悪くてもテレワークなら看病しながら仕事をすることもできます。男女関係なく、その権利が保証されているのも嬉しいポイントです。
当社は、未経験や異なる業種からの転職者がほとんど。やる気があればキャッチアップできる環境が整っています。特に情報セキュリティー分野は、法律などの文書を読むのが苦手でなければ、どなたでも始められます。情報を守ることが会社の成長にどれだけ貢献できるのか、その影響力に関心を持っていただける方には、どなたでも応募をご検討いただきたいです。今後の日本社会において、幅広く必要とされる領域だと思います。

自身の仕事を一言で

「いつでも気軽に相談できるフレンドリーな存在」
一人ひとり信頼を積み上げ、困ったときにすぐに寄り添える関係作りが、その企業を救う第一歩につながると信じています。

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