人材育成

当社の人材育成は、従業員一人ひとりの自律的な成長を促すことに加え、成果を創出する組織の情勢にも並行して取り組むことを方針としています。
施策の推進にあたっては、効果的かつ効率的に進めるため、独自に計測するさまざまなHR(Human Resources)データを積極的に活用していきます。

上記考え方をもとに様々なプログラムを実施しています。中でも電通総研として力を入れているプログラムを以下表にまとめています。

個人成長支援

  • 社内公募研修(BSS)

    電通総研でのビジネスを遂行するうえで必要なスキルの強化を目的とし、幅広いスキル領域に対応した講座(集合研修やeラーニングなど)を提供し、従業員の計画的な能力開発を支援しています。利用に際しては、目標設定面談やIonIなどを通じて、自身のキャリアプランと照らし合わせながら活用することを推奨しています。

    2021 2022 2023
    提供講座数 85 118 137
    延べ申込数 1,201 2,307 3,213
  • Udemy Business

    データサイエンススキルから、ITスキル、そしてビジネススキルまで、「明日から使える」実務直結型の講座が多数揃っている、企業向けeラーニングサービスを、受講希望者に無料で提供しています。一つの講座が10分以下で作られているものも多く、移動中や、業務のスキマ時間で計画的に学習を継続することが可能です。

  • キャリア支援施策
    「Ambitious Workshop」

    Ambitious Workshopは、「一人ひとりが自己の成長に意欲と目標を持ち、働きやすさとやりがいをもって仕事に取り組んでいる状態」の実現を目指す施策です。実際には、自己の価値観を探求するワークショップと、職場に戻ってからの実践を交えて、約1.5ヶ月にわたる取り組みを行います。ワークショップでは、それぞれが自分らしいキャリアの開発や、成長のスタイルを探すための内省や対話を行います。

  • 社内英会話

    社内で就業時間中に週1回50分の英会話レッスンを受講することができるプログラムです。英会話力向上のため、レッスンはすべて英語で実施し、発話の機会を多く設けた内容になっています。また、英語を通した従業員同士の交流もすることができます。

    直近のリピート率
    2021
    87%
    2022
    86%
    2023
    86%

組織開発支援

  • IonI

    電通総研のワンオンワンとは、部下の成長をサポートする目的で、上司と部下で行う定期的な1対1のミーティング(対話)を指します。
    一般的には「1on1」と表記しますが、当社では「IonI」1対1というよりも、「I(アイ、わたし、ひとりの人間)」という意味合いを込めて、立場を超えてひとりの人間とひとりの人間が、お互いの個性、強み、大事にしていること、思いなどを対話を重ねて共有、理解を育み、従業員同士でお互いに成長をサポートできる、そんな時間を目指していきます。

    IonIを実施してよかったこと
    メンバー
    • 1位:コミュニケーションのきっかけにできた
    • 2位:自身の悩みや課題をしってもらえた
    • 3位:リラックスして対話を楽しめた
    上司(メンター)
    • 1位:コミュニケーションのきっかけにできた
    • 2位:メンバーの悩みや課題を知れた
    • 3位:メンバーの価値観や人柄を知れた
  • 聴くトレ

    聴くトレは、「聴く力」を高めるための実践型プログラムです。
    聴くことに長けた社外サポーターと模擬IonIを行い、上司(メンター)として”聴くスキル”の向上を図ります。
    メンターに対するサポートを充実させることで、IonIをより良いものにしていきたいと考えています。

    メンバーのキャリア観を
    聞いてあげたいな
    リラックスして楽しく対話したいな

その他

  • 資格取得補助支援

    自己啓発意欲の高い従業員に対し、金銭的な支援を行うプログラムです。ビジネススクールや英会話学校への通学、通信教育受講援助が代表的なものです。各種資格取得やセミナー受講については、社が業務上必要と認定した場合、会社が受験料、受講料を負担します。

  • 新規事業創出
    プログラム
    (通称:XIW)

    XIWは、中期経営計画の一つ「新規事業の創出」を元にしたイントレプレナーを養成する取り組みです。全従業員が参加可能で、外部講師によるアイデア創出の座学(ワークショップ)からスタートすることにより、参加者みずからイノベーションを体現することが可能です。自社の強みとしている領域で、既存の枠を超えクロス(結合)することによって、新たな発見やビジネスの創出を目的としています。

    XIW
    第1回BIWS第1フェーズ終了報告

    100%

    • 新規事業創出プロセスや新しいスキル習得できた
    • 今後の業務に生かせる
    • 新規事業創出に興味がわいた と回答